自分のこと
「何をしたい?」にすぐ答えが出ないとき
「やりたいことは何ですか」と聞かれて答えが出なくても、希望がないと決まるわけではありません。まだ経験していないことは、想像しにくいものです。
好きより先に負担の少ない場面を見る
静かな場所で一つずつ進める、誰かと役割を分ける、体を動かすなど、過ごしやすかった場面を思い出してみます。仕事の名前が分からなくても、取り組み方の希望は話せます。
反対に、避けたい条件も手がかりです。「急な切り替えが続くと難しい」「立ち続ける作業は心配」など、今の自分にとって難しそうなことも伝えられます。
試すなら小さな範囲を選ぶ
一日全部を体験する前に、作業を見る、道具の説明を聞く、一つの工程を試すなど、確認できる方法を相談します。試せる内容や時間は、その場所の条件を確かめてください。
「好きか嫌いか」だけで判断せず、気になった点、思ったより分かりやすかった点、助けがほしい点を持ち帰ります。よく分からなかったという感想も、次の確認につながります。
仮の希望として伝えてみる
「まだ決めていませんが、こういう作業を見てみたいです」「静かな場所で取り組めることを探したいです」と、今の段階の希望を話せます。最初の答えをずっと守り続ける必要はありません。
周りの期待と自分の気持ちが違うときも、答えを一人で出そうとせず、支援スタッフと話せます。まだ希望を言葉にできないことも含めて聞いてもらい、説明や体験を重ねながら、自分が納得できる選択を探していけます。
