自立・仕事
頼まれごとが重なったら
頼まれごとが重なったら、今の作業と新しい用件を並べて確認します。
作業の途中で別の用事を頼まれると、どちらを先にすればよいか迷うことがあります。全部を一人で引き受けることが、自立ではありません。「今は手が回りません」「順番を一緒に考えてほしい」と伝えることも、仕事を続けるために大切です。困ったときに聞ける相手や、手伝いを頼める相手を少しずつ持ちながら、周りの人と協力して進められます。
役割を分担する活動での確認
調理では、食材の準備から加熱、盛り付けまで、役割を分担して取り組むことがあります。いくつかの工程がある活動では、次の仕事を頼まれたときに、自分の今の作業と合わせて順番を確認することが役立ちます。
例えば、盛り付けの準備中に別の用事を頼まれたとしたら、「今は盛り付けの準備をしています。こちらを終えてからでよいですか」と尋ねられます。これは場面を考えるための例で、実際にあった出来事の紹介ではありません。
相談するときの三つの手がかり
- 今している作業と、どこまで進んだか。
- 新しく頼まれたこと。
- どちらを先にするか、確認したいこと。
全部をうまく説明できなくてもかまいません。「二つ頼まれて困っています」という短い言葉やメモから、一緒に整理できます。
途中で切り替えるなら戻り方も聞く
作業を切り替える場合は、途中の物をどこに置くか、誰に引き継ぐか、後でどこから再開するかを確認します。道具や調理中の物があるときは、その場を離れてよいかも担当の人に聞いてから動きましょう。
別の人からの依頼は担当者にも伝える
二人から別々に頼まれた場合、後から声をかけた人が、今の作業を知らないこともあります。「こちらを頼まれていて、今この段階です」と伝えると、順番を相談する前提をそろえられます。
優先する作業が決まったら、後に回す用件を忘れないよう、許可されたメモや置き場所で確認できる形にします。頼んだ人にも順番の変更を知らせる必要があるか、その場で聞いておきましょう。
