指定障害福祉サービス事業所|就労継続支援B型

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「作業所」という言葉に込められた歩み

「作業所」という言葉の背景には、障害のある人の働く場を、本人や家族、教師、支援者、地域の人たちがともにつくってきた歴史があります。

学校を卒業した、その先の場所

学校を卒業しても、働く場所や日中に通える場所が十分にない。共同作業所づくりは、そうした課題に向き合う取り組みとして広がりました。仕事をすることだけでなく、仲間と過ごし、地域の中で生活を続けるための場所でもありました。

名古屋の「ゆたか共同作業所」

1968年、名古屋では企業の一角に、知的障害のある人たちが働く名古屋グッドウイル工場が生まれました。ところが、協力企業の倒産によって、その場を続けることが難しくなります。

働く場を失わせたくないという家族や関係者の願いに、地域の企業家たちも力を貸しました。1969年3月、「ゆたか共同作業所」が開設されます。既にある制度に当てはめるだけでなく、必要な場所を自分たちでつくろうとした歩みでした。

共同作業所、小規模作業所、福祉作業所

地域の働く場には、「共同作業所」「小規模作業所」「福祉作業所」といった呼び方が使われてきました。これらは、どの時代でも同じ制度や運営方法を指す言葉だったわけではありません。それぞれの地域で、異なる成り立ちや活動がありました。

1977年8月には、各地の取り組みをつなぐ共同作業所全国連絡会が設立されました。現在のきょうされんです。日々の活動を続ける努力とともに、安定して運営できる仕組みを求める運動も進みました。

今につながる「働く場」

現在、就労継続支援B型などの制度のもとで活動する事業所の中にも、地域の共同作業所から歩みを重ねてきたところがあります。ただし、「作業所」と「B型事業所」は、いつでも同じ意味になる言葉ではありません。

呼び方が変わっても、そこに通う人が何をしたいのか、どのような支えを必要としているのかを考えることは続いています。「作業所」という身近な言葉からは、働くことと暮らすことを地域の中で支えてきた人たちの姿が見えてきます。

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